リーダーが効果的に組織の知恵を吸収する方法!?

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こんにちは、金田です。
今日も当サイトにアクセスいただき、ありがとうございます!

今週はオーストラリアのシドニーに出張に来ています。こっちは冬。気持ち寒いですが、日本人の春先に近い心地よい風が流れています。

本日お送りしたいテーマは「リーダーが効果的に組織の知恵を吸収する方法!?」、です。今日も自分独自の実体験をベースに3分程度で読める内容にまとめました。では、はりきっていきましょう!

ちょっとした工夫で、マネージャーやチームリーダーがチームメンバーの指導や評価を行いながら、同時に新しい知識を吸収できる方法があります。

マネージャーは

「チームへの指導やレビューの過程で、不特定多数(N)の知識や経験を効率的に吸収し、自分の知識にすることができる」

のです。それはどんな工夫でしょう?

 

例えば、

◯思い切って自分がやったことがない不得意な分野を部下にふってみましょう。

◯新しいことを考える際に少し自分が時間がさけない企画をメンバーにふってみましょう。

また何かの題材を用意して期間限定のミニ・ワーキンググループ(WG)を作ってみるのもよいと思います。その人に小さな成功体験を積ませてあげるために、なるべく小出しにしてあげる工夫が必要です。

具体的には、

「今、部内で知識共有の仕組みを考えているんだけど、いい経験になるから少し考えてみない?できればXXの本がお勧めらしいから読んでみてポイントもふまえてみてよ」

「こんどその分野の専門の人と飲むから一緒に同席してみる?それまでにXXを調べて事前にポイントをフィードバックしてみて。」

などです。

あるいは、

「今度、組織で新しい営業管理の仕組みを考えたいんだけど一緒に考えてみない?」

「営業管理についてこんなセミナーがあるから参加してポイントを教えてよ」

といずれも+αの特典をつけてあげるとよいでしょう。何かヒントを提供してあげて、ゼロベースで考えてもらうことは避けます。

どのケースも、自分にとっても新しい経験になるものを題材にするとよいです。つまりチームメンバーから学ぶことで自分をさらにステップアップさせる(チームもステップアップ)ことができるのです。

この取り組みはマネージャーだけでなく、人をまとめるプロジェクトリーダーや、新入社員をケアするメンターにも当てはまることで、実際私の組織では、そのエッセンスを関係者に伝えています。

つまり意識が高ければ年齢や経験は関係ないということです。ここでは、便宜上、マネージャーと一言でくくります。

これ、実は自分にとっての利益以上に、信頼して仕事を預けられたメンバーのスキル向上やリーダーシップ脳力の発揮につながります。

メンバーの新しい能力の発見にも効果があります。

ポイントはただの雑用を周りに振るのではなく、付加価値のある仕事を小出してメンバーに振り、それを考えてもらい吸収することです。そしてそこで得たことを再び他のメンバーに展開します。(組織の知恵の輪作りですね 笑)

普段の業務色とは異なることをお願いすることにもなるので、意識が高いメンバー、育てたいメンバーにそうしてみてます。彼らは一生懸命調べ、考えてくれます。彼らから吸いあがったアイデアの中には自分が思いもしなかったよい視点やコメントが入ってくることがあります。もちろん面白いアイデアを出したメンバーのことをきちんと褒めてあげます。もちろん本業があるので振りすぎに気をつけましょう。

この取り組み、メンバーを育てれば育てるほど効果が上がります。また組織が大きくなった時は、自分の知恵袋を数名寄せておくことなどの備えにもなりますね。

チームメンバーから学ぶ。組織の能力を信じる、潜在能力をちゃんと見ている、こんな意識があればこそのことです。

 

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今日も明日も、あなたにとって、私にとって、よい一日でありますように!

お互い切磋琢磨していきましょう。

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