今日も当サイトにアクセスいただき、ありがとうございます!
30歳の時から毎日、私は徹底的にノートを活用して夢と目標を実現してきた「超メモ魔」です。10年以上をかけてノートに3,000以上の成功のノウハウをコツコツ蓄積し、それは今でも続いています。様々なマネジメントを経験し現在はグローバル企業を経営しています。これまで10冊の書籍を出版。大学や企業からの講演、参加者が累計1000名を超える経験を元に毎月勉強会も行っています。
そこに至るまでに、様々な修羅場を乗り越えてきました。そんな私のサバイバルノート活用ノウハウを毎回このブログで紹介しています。継続は力を最大化します。あなたにはそこまで継続してきた私ほどのメモ魔になってもらう必要はないと思いますが、「そこまでやるか」までをあなたに紹介することでお役に立てるヒントがたくさんあると信じています。
今日は、目標を設定する具体的な方法について、そしてさらに踏み込んで、その目標を継続進化させていくノート術について説明したいと思います。
今回、あなたにお送りしたいテーマは ジョン・コッターの組織変革8段階プロセスとそのポイントです。今日も自分独自の実体験をベースに3分程度で読める内容にまとめました。
このコラムのテーマ
以前に営業モデル改革として組織を立ち上げた時に、ジョン・コッターの8段階組織変革プロセスを意識したことがありました。組織変革や組織構築を求められている方へ、共有したいと思います。
では、はりきっていきましょう!
30歳の時に、組織立ち上げを3ヶ月以内に、ステアリングコミッティー(運営委員会)を結成し、予算や組織を編成し、プロセス設計やIT導入(CRM)、そして社内啓蒙活動の全工程を3ヶ月で完了することを当時のトップマネジメントにコミットしたのです。
外部のコンサルはなしです。海外は6ヶ月間、外部コンサルが入って遂行したプロジェクトだったのですが・・・これが現在の大きな業績につながっており、私の大きな成功体験です。)
それは、以下の8つのステップを意識してプロジェクトを推進したからです。
STEP1.危機意識を高める
危機意識を高め、問題や機会を「何とかしなければ」という話し合いが始まるようにする。変革を最初からつまずかせる現状不満や不安、怒りを抑える
STEP2.変革推進チームをつくる
変革を主導できるだけの適正と権限を備えた適切な人材を集める。互いが信頼しあい、結束して行動できるようにする
STEP3.適切なビジョンをつくる
分析と財務を柱とする計画の立案や予算の策定を超える動きを促す。変革を主導するような心躍るビジョンを掲げる。大胆なビジョンを実現するため、変革推進チームが大胆な戦略を描けるようにする
STEP4.変革のビジョンを周知徹底する
変革によって何を目指すのか、明確で確信が持て、しかも心に響くメッセージを伝える。心の底から支持されるようにすれば、それが行動に反映される。言葉で示し、行動で示し、新しい情報技術を活用するなどして、コミュニケーションのチャネルを整理し、混乱や不信を取り除く。
STEP5.従業員の自発的な行動を促す
ビジョンや戦略に心から賛同する人たちの障害になっているものを取り除く。組織の障害とともに、心の障害が取り除かれれば、行動が変化する。
STEP6.短期的な成果を生む
短期間で成果を上げて、皮肉や悲観論、懐疑的味方を封じ込める。これで変革に勢いがつく。目に見える成果、明確な成果、心に訴える成果を生むように心がける。
STEP7.さらに変革を進める
ビジョンが実現するまで、変革の波を次々と起こす。危機意識の低下を容認しない。心の壁など変革の難しい部分を避けてはならない。不要な仕事を削り、変革の途上で燃え尽きるのを防ぐ。
STEP8.変革を根付かせる
行動を企業文化に根付かせることによって、伝統の力で過去に引き戻されるのを防ぎ、新たなやり方を続ける。研修や昇進人事、感情の力を利用して、集団の規範や価値感を強化する。
ここで特に重要なのは、STEP1の「危機意識を高める」とSTEP6の「短期的な成果を生む」です。
STEP1:危機意識を高める
危機感なくして変化は起きません。その危機感を考えるうえで、「そのまま成り行きで行ったら自分たちがどうなるか?」を考え、関係者と共有・議論していくとよいでしょう。その際に、「競合相手と比較してみる」ことをおすすめします。いくら自分たちに変化が必要なくても、市場と競合企業は変化していきます。
STEP6: 短期的な成果を生む
特に組織変革や組織構築において短期的な成果を出せないと、関係者の士気に影響します。そのためには、短期的に何を果たせばよいか? それに向けて、どのように優先付けをしながら行動していくか? その目標設定と行動の選択と集中が大きなカギです。
コッターの組織変革8段階プロセスを勉強したい人は「➡️カモメになったペンギン」をぜひ読んでみてください。物語調でとても読みやすいですよ!
ぜひ、あなたの組織、あるいはプロジェクトで参考にしてみてください!
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今日も明日も、あなたにとって、私にとって、よい一日でありますように!
お互い切磋琢磨していきましょう。