こんにちは、金田です。
今日も当サイトにアクセスいただき、ありがとうございます!
本日お送りしたいテーマは私が感じるマーケティングに対する誤解、です。今日も自分独自の実体験をベースに3分程度で読める内容にまとめました。では、はりきっていきましょう!
本日はマーケティングについてまとめてみようと思います。
実は私が社会人になって最初の所属がマーケティング本部で、それから数年間はマーケティングについての好奇心から様々な勉強をしてきました。
そして、その後、営業本部や戦略担当なってもなお、マーケティングの重要性を感じ、その勉強を継続しています。
でも、このマーケティング。組織の話と誤解している人を散見します。
マーケティングの本質
なぜなら、マーケティング活動は
広告活動や認知活動だけでなく、「売るための仕組みをつくること」
だからです。
マーケティングの誤解
社内にいてよく感じる誤解は、
「マーケティング=マーケティング部がやるもの」
と思っていることです。
もちろんマーケティング活動においてマーケティング部の担う役割は大きいですが、販売部門や販売支援部門、サービス部門、開発部門、そしてサポート部門も出来る限りマーケティングを理解したうえで活動したほうがよいと思います。
マーケティングが
市場を科学的に観察して、仮説(=つまり勝ち方)をたて、実行する
と考えると、営業部は売るだけ、マーケティング部は広告活動、みたいなお互いの壁を作ることがないかもしれません。
マーケティングとは?
ここであらためてマーケティングの定義についてまとめておこうと思います。
営業活動を「製品を売る活動」とすると、マーケティング活動は「売るための仕組みをつくること」ととらえられます。商品・サービスが「売れる」ためには、顧客のニーズを知り、ニーズを満たす商品をつくり、顧客がその商品の存在を知り、そのベネフィットを理解し(訴求し)、入手できる適切な「価値」と「価格」で提供(価値>価格)されている必要があります。 そしてこれらの一連のプロセスが「売れる」という言葉に集約されます。
マーケティングは、これらの一連のプロセスを創りだす活動全般ととらえることができます。
そしてプロセスがはっきりしている分、例えばSTP-4Pなどのマーケティング・フレームワークがしっかり定義されています。そして、マーケティングについては様々な分野で研究がなされ、MBAなどの多くの経営者育成に必須の分野になっています。
- 例えばPlaceとは流通チャネルを指します。新市場へ展開する際に、その地域や顧客に強いビジネスパートナーとのアライアンス、あるいは直接販売によるテリトリー戦略が考えられます。
- Pricingとは価格戦略を指しますが、新市場に同じ価格帯で展開すべきかそうでないかを新市場の購買動向を調べながら検討してみます。
- Productは既存製品のことを指しますが、新市場向けにパッケージ販売/セット販売を行ってみるのも一つのアイデアです。
- 最後にPromotionは販売促進を指しますが、市場での認知度やマーケティング力を生かして新市場へのプロモーションを展開していく・・・これはコストや生産性の面でも効果的な方法です。
マーケティングを考える際には常にこの4つのPを頭に入れておくこと。これがフレームワークです。
全社的なマーケティングの取り組みが企業価値を高める
成長している多くの会社が、営業スタッフはもはや営業スタッフという領域を超えた存在になっています。
マーケティングスタッフも営業案件数(パイプライン)という営業活動に直結した目標指標を持つようになってきています。
こうしてマーケティング的な発想をもって、各部門の連携力が強化されれば、それはすばらしいパフォーマンスになります。
マーケティングというと市場リサーチや広告プロモーションの業務を指していると思われることがありますが、そうではありません。これは企業の宣伝担当部門などがマーケティング部などと名乗ることが多かったため、その部門の担当業務がマーケティング全体を指していると誤って捉えられたと考えられます。
繰り返しですが、マーケティングは経営者、営業、開発者など様々な人が習得するスキル分野と思います。マーケティングが強い会社はやはり強いと思います。
私も明確に自分自身の成長計画の中にこのスキルを位置づけています。
マーケティングは、全社員が共通して理解しておく必須スキルです。
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今日も明日も、あなたにとって、私にとって、よい一日でありますように!
お互い切磋琢磨していきましょう。