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本日お送りしたいテーマは頭をよくする5段階の読書法: ビジネスマンのための「読書力」養成講座(小宮一慶著)、です。今日も自分独自の実体験をベースに3分程度で読める内容にまとめました。では、はりきっていきましょう!
ゴールデンウィークは読書を楽しもう! ということで、ゴールデンウィーク中は読書特集をお送りします。
さて、今日の学びは読書術です。勉強をするためには勉強のやり方を身につけること。そして読書を楽しむためには、読書のやり方をまずは身につけることです。そこで、小宮一慶さんのビジネスマンのための「読書力」養成講座(小宮一慶著)をざっと読んだ感想です。読書には5つの方法があるということです。
普段、多くの方が読書をされているかと思いますが、読書はその目的と(論理)レベルに応じて3つのやり方があります。最近は速読に焦点をあてた読書術の本がでていますが、改めて通読、熟読も「あり」と実感しました。
速読
速読の目的は知りたい情報を、素早く、限られた時間の中で、できるだけたくさん得ることです。 論理レベルの低い人が論理レベルの高い本を速読しても理解や解釈が限られます(一瞬の知識となってもすぐに忘れます)。従って、速読は情報ピラミッドの先端部分だけを正確に手に入れていきます。
速読のポイントは 1.必要不可欠、必要十分だと思うことをいかに速く手に入れるか、2. 手に入れたことを見直すことができる状態にしているかです。つまり速読は「速く読む」ことではなく「速く情報を手に入れる」ことということです。
通読レベル1:
速読では情報ピラミッドの先端部分(ポイント)を拾っていくのに対し、通読ではその全体像をつかむことが目的になります。全体をざっと通しで読んでいって、ある一定の知識を得ることを目的をレベル1、勉強に重点を置いた目的をレベル2と分類しています。通読では、必要な知識を得ながら大枠をつかむことが目的となり、通読レベル2では、それに加えて、ある程度の論理的思考力を深めながら読んでいきます。どちらも読む前から仮説を持っておく。つまりタイトルや目次を見ながら自分なりの結論と根拠を持って読んでいくと理解度が高まります。
通読レベル2:
通読レベル2と熟読が頭をよくする読書法ととらえています。通読レベル2からは、本に線を引いたり、感じたことや思いつきのメモを書き込んだりしながら読みます。マーケティング、会計など深く理解するためには熟読が必要です。個人的には、熟読する対象は時間の制約があるためある程度の絞込みが必要と思いました。その絞りこみの結果、深い理解と論理レベルが上がった暁には速読や通読による効果が上がってくるものと感じます。
熟読
必ずしも最初から最後まで全部を読む必要はなく、必要なところだけを深堀して読んでいきます。そして熟読は「論理を追ってきっちり読むこと」です。きっちり理解するとは、書いてある他のことと関連づけて考えながら読むことです。つまり熟読の過程にはいろいろな情報を参照しながら読むことが基本です。
重読
同じ本を繰り返し読む。つまり目的に応じていつでも情報を引き出せるようになっておくことです。
知識のベースや論理思考のベースに応じて、上記の目的を使い分けます。つまり読書も経験が必要ということですね。なるほどと思いました。確かに私自身も無意識の中に速読と通読、熟読、それと重読をしていたと思います。しかしこれらの目的と使い分けをしていなかった気がします。
速読⇒熟読にかけて論理の深さや理解のレベルが上がるので、自分のコアの知識としてきっちり読むものを事前に特定しておき、速読と通読を使い分けながらより広く、ある程度深い情報を手に入れていくやり方を実践してみようと思いました。
以上、ぜひゴールデンウィーク中に読書の方法を身につけましょう。
ビジネスマンのための「読書力」養成講座(小宮一慶著)
しっかりと本を選び、読書し、頭を鍛え、そこで得た情報を確実にビジネスに活かす方法がこの1冊で手に入る! たった90分で読書に投資する時間の価値を∞に引き上げる 小宮流“できるビジネスマンのため”の読書法大公開!あなたは何のために読書をしていますか? 「目的」を持って読書をしていますか? それを自分の仕事や人生に活かしていますか? 今や一大ブームとなっている速読。しかし、速読では頭はよくなりません。読書は、どれだけ速く多くを読んだかよりも、どれだけ深く多くを得るかです。
速く読むより、速く手に入れる。つまり「速さ」ではなく「目的」で読書法を使い分けるのです。
読む本と読み方次第で、頭はどんどんよくなります。いくつかの専門分野なら、読書による独学さえも可能です。実際、高校1年生の時まで、まったくの読書音痴だったという著者は、ふとしたきっかけで「読める」ようになり、以後、経済学、会計等、多くのことを読書による「独学」でものにしていきます。
では、頭をよくする読書法とは?
本書ではそれぞれの<小宮流目的別5つの読書法>に触れ、おすすめ本を具体的に取り上げながら丁寧に解説しています。 (Amazonより)
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