こんにちは、金田です。
今日も当サイトにアクセスいただき、ありがとうございます!
本日お送りしたいテーマは私がグロービスで学んだ「事業環境分析」のフレームワーク、です。今日も自分独自の実体験をベースに3分程度で読める内容にまとめました。では、はりきっていきましょう!
私は以前、グロービスのEMP(Executive Management Program)コースで事業戦略に関する密な講義を受けてきました。事業戦略でよく出てくるフレームワークがこれからご説明する事業環境分析のフレームワークです。そのポイントをまとめてみました。
ここでは3Cのフレームワークを使ってまとめています。
3Cとは
- Customer: 市場・顧客
- Competitor: 競合
- Company: 自社
この3つの視点から、まずは大まかな事業環境の全体像を見ようとするものです。これが最もシンプルで、それだけに実践的な方法です。
3Cって知っている人にとって当たり前のフレームワークですが、これを過小評価する人によくある傾向が以下の例です。
- 普段の会話の中に「競合視点」がない (井の中の蛙状態)
- 会話が顧客視点でなく社内視点ばかり (内向き)
- 顧客しか考えていなく、社内の能力を考えていない (ただ突っ走っているだけ)
企画資料を作るときは3Cができても、普段の会話で3C視点になっていない人がかなり多いです。こういうことをなくすためにフレームワークって重要です。(参考:私がグロービスで学んだ「フレームワーク思考の本質」)
3Cを踏まえた事業環境分析のフレームワークのポイントは以下のとおりです。
外部環境の機会と脅威を分析し、その意味合いを引き出す
- まずは市場環境を分析し、顧客の購買決定要因(KBF: Key Buying Factor)を押さえ、それに対する重要成功要因(KSF: Key Success Factor)を抽出する
- 競合と比較して、先ほど抽出した自社のKSFは強いか?弱いか?を分析
自社の強みと弱みを分析し、先ほどのKSFに対する自社のGAPと克服の可能性を分析する
- 全社戦略との整合性をチェックする
- 出した結論が全体とあっていなければ結局その結論は全体に対して意味がない。そうでないと非常に部分に偏ったり、全体を度外視した結論付けをおこなってしまう
- 内部環境分析については先日まとめたマッキンゼーの7S を参照(参考:マッキンゼー7Sモデル:組織変革ポイント)
ポイントは3C整理をするのではなく、分析の結果から意味合いを抽出することです。
経営戦略だけでなく、組織変革やファイナンスに至るまで今のところすべてケースでこのフレームワークを使っていますので、汎用性が高いものと言えます。フレームワークを持つことで、全体像を漏れなく押さえることができ、かつ習慣化することができてよいです。
ぜひこのフレームワークをただの情報整理に使うのではなく、実践で使いながらどんどん洗練されたものに習慣付けていきたいです。
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今日も明日も、あなたにとって、私にとって、よい一日でありますように!
お互い切磋琢磨していきましょう。