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今日、あなたにお送りしたいテーマはよい上司/イヤな上司を自分の「成長の原資」にする一番の方法です。今日も自分独自の実体験をベースに3分程度で読める内容にまとめました。
私はこれまで幸いにも上司に恵まれてきました。
そしてもちろんイヤな上司、最悪な上司もいました。でも、なぜそう言えるかというと、よい上司もイヤな上司もうまく自分の成長につなげる付き合い方を身につけたからです。
今回はその体験談を説明していきます。
では、はりきっていきましょう!
上司にあって自分にないものを見つけてみる
日本人の上司、外国人の上司、それぞれに良い面、悪い面はありますが、良い面をひたすら探しそこに自己の目標設定をすることで、一歩でもその立場に近づけようとしてきました。一方、悪い面は反面教師にして、自分が将来その立場になったら同じことを繰り返さないようにしてきました。
仕事をしていて、一番効率的な目標設定や成長の法則は上司を見て自分にないものを探すことです。
その上司が例えば理想の上司でなくても、少なくとも自分よりもより広い視点を持ち、自分が知らないたくさんの経験をしているはずです。それが何か?を探すのです。
上司をベンチマークする
「ベンチマーク分析」という言葉をご存じですか?
これは戦略理論でも出てきますが、他社との比較のことを意味します。具体的には自社にとって成功要因(例えば顧客基盤、サービス力、ブランド力など)となる指標があると思いますが、それを他社と比較しながら自社の強みとして伸ばすもの、自社の弱みとして強化すべきものを特定し、アクションに結びつけます。決して自分に都合のよい比較を行うことではありません。
さて、この発想を個人を視点に考え、自分の上司とベンチマークすることをおすすめします。
私が30代の味が乗り出してきた頃、上司がCOO(最高執行責任者)だったのですが、彼との比較で自分に足りないもの、自分も強いと思ったものを私はノートにすかさず記録するようにしていました。そしてその上司からたくさんのチャンスをいただきました。
日頃から上司のよい面を盗み、悪い面を反面教師にすることで視点がひとつ上に上がります。身近な上司だからアクションにも落とし込みやすくもあります(わからなかったら聞けますし、尊敬して聞かれる質問だったら親身に上司は応えてくれるはず)。
しかも、普段からノートを使って上司を客観視する習慣をつけることで、上司の意外な面が見えてくることもあります。私の例では、上司のよい面を見つけることで、上司との関係が非常によくなった効果も実証できました。
自分が伸ばすべきスキルを分解し、上司をベンチマークした内容をノートに一行でも書き込む。自然と当初「伸ばすべき」と思ったスキルとは違った新しい目標を見つけることもあります。
上司の客観視、そして関係作りにもおすすめです。
上司を見ながら自分に足りない能力を補っていく
「これまでの上司の良い面を挙げてみよ?」といわれてパッとでてきますか?
私はそれらをすべてノートに書き残しています。
- 部下のコミットメントを引き出す能力が高い(しかも相手に嫌な思いをさせず)
- 失敗してもくよくよせずに、すぐに行動で軌道修正する
- 経営会議の場でもやるべきでないと判断したらNOと言える(その根拠も言える)
- ガツンと経営トップから怒られても毅然とした態度で接する(しかも謙虚)
- 社内調整がとてもうまく、誰からどうやってアプローチすべきかわかっている
これらは、当時の私にはなかった能力(弱点)で、今は克服して見つけることができた能力。これらの能力を上司から盗み取ろうと意識して(目的を持って)、常に「なぜできる?」「どうやってできる?」を自問自答していくのです。
それくらい、過去の上司の良い面を敏感に察知して、学ぶ姿勢を継続していければ、きっとひとつでもふたつでも背伸びした状態で成長することができますね。蛇足ですが、上司の悪い面はいくらでも見えますが、良い面を見て、相手を尊敬することで上司との関係も良好になります。
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今日も明日も、あなたにとって、私にとって、よい一日でありますように!
お互い切磋琢磨していきましょう。