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本日お送りしたいテーマは「愚痴を言った後」にやるべき4つの整理、です。今日も自分独自の実体験をベースに3分程度で読める内容にまとめました。では、はりきっていきましょう!
自分が会社から与えられた環境、あるいは自分が自ら作り出した環境に不満を持つ人がいます。でも、冷静になって考えてみるとそれを当初に受け入れたのは結局自分。「不満が多くやってらんねー!」と思うなら、それを受け入れるべきではなかったといえます。それがどんな仕事であろうが・・・
ふと、自分自身も今与えられている環境に不平不満を呟いてしまいます。それは、つい最近でも。私の場合は会社の一部門を任されているのですが、その責任を受け入れたのも自分。どんな立場であれ、不平不満を漏らしている時点でそれは責任放棄なわけです。
それでも愚痴を言いたくなっても仕方ないときがあります。でも、ただ愚痴を言ってるだけでは成長しません。
では愚痴を言った後にやること、それは何でしょう?
それは行動しながら現状認識を高めていくこと
愚痴を言った後にやること。それは不平不満の要素を感覚でとらえるのではなく、しっかりと現状を分析してそれを解決していくこと。そして自分だけでやるのではなく、さまざまな人の協力を借りていくこと。多少は愚痴ってもよいでしょう。でも、経験上言えますが時間が経つほど時間の浪費です。つまり口よりも先に行動しながら現状認識を高めていくのです。
そこでまずは「愚痴を言った後にやるべき現状分析の4つのポイント」を説明していきます。
愚痴を言った後にやるべき現状分析の4つのポイント
愚痴の中には①それが大したことではないこと(小さなこと)、②結構大事なこと(大きなこと)があります。まず①と②をごちゃごちゃに混ぜ込んでいるからわけが分からず感情的になる。感情で解決しようとする人の典型的な例です。そして大小の優先付けもできず、手が付けられずに時間だけが経ってしまう。つまりストレスが蓄積し、さらに余分な負の感情が芽生えていきます。愚痴がつのる分、時間の経過とともに行動がどんどんできなくなります。
まず愚痴となる要素をノートに箇条書きで整理してみます。そのうえで、ことの大小(①と②)を仕分けてみるのです。小さなことは早いところアクションに落とし込んで一つ一つを解決していく、大きなこと(②)は、③自分の力で解決できること、④周囲の力がないと解決できないこと、にさらに仕分けます。③の経験が高いほど、成長しますよ。だって世の中、愚痴だらけですから。その解決ができる人になれる(つまり周囲から一歩抜ける)、ということです。
愚痴があったら周囲の支援を借りる(最初は愚痴もOK)
最初は愚痴でもいいでしょう。ガス抜きは重要です。でも、そのうち周囲の支援を得るように気持ちを入れ替えることが重要です。特に上述の④が明確になると、周囲からの支援を得やすくなります。これができずに、だらだらと文句を言ってても誰も助けてあげることはできません。せめて上述の①くらい(つまり周囲からすると「それくらい自分でやれよ!」は自分で解決しましょう。
この④について、「なぜ周囲の力が必要か?(Why?)」その理由(Because)を明確にすると、問題の構造がロジカルに整理できます。周囲の支援を得るためには、感情ではなくロジックがないとダメです。感情をなくすとは言っていません。ただ、感情だと行動がぶれるのです。
こんな経験はありませんか? 相談したら相手もカッとなって自分が思わぬ方向にどんどんと泥沼化していった経験。それは、その人の問題ではなく(だってその人はあなたを尊重し行動してくれたから)、あなたがロジカルじゃなかったから。ロジックがしっかりしていると軌道修正ができます。しかし感情は容易に軌道修正できません。
想定外が発生したらメンターをつかまえる
あと、不平不満が出るのは、自分がおかれている環境が何らか想定外が発生したから。つまり何らかの変化が起きたということです。ここで重要なのはこの「何らか」です。これが自分だとなかなかわからない。
そんな時は自分ひとりで思い悩まず、メンターをまず見つけ遠慮なく相談すべきなんです。なぜなら、想定外になると無意識に自分の経験やルールに合わせようとしてしまうから。視点が狭まる(つまり「何らか」が見えない)ということです。だから第三者の意見が必要なのです。まずは自分を助けてもらう。そして、自分が成長しいつか恩返しをする。
そんなことを今日のある人とランチで気づかせてもらいました。本人はアメリカ人で私のお父さんのような立場であり、メンターのような存在。欧米はメンターをうまく使いこなしています。
私自身、愚痴が今でも出るこの頃ですので、自戒の念もこめて共有しました。つい最近もメチャメチャ愚痴ってしまいました。でもお互い、愚痴だけで終わる人間にはならないようにしましょう。
変化と言えば・・・新しい環境でも使える3つの「普遍的スキル」について先日まとめました。こちらのコラムもご参考までに。(➡ どんな新しい環境でも使える3つの「普遍的スキル」)
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お互い切磋琢磨していきましょう。