海外の一流が「自信」を持ってもやらない5つのこと

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様々な研究でも言われていますが「自信」は成功要因であり、仕事のパフォーマンスの違いにつながります。

しかしながら、私がこれまでグローバルで接してきた「自信がある人たち」は決して「エゴ」があるわけではなく、共通してやらないことがあります。

その5つの特徴を紹介します。

では、はりきっていきましょう!

 

コンプレックスを自信のバネに

 

私は、山口県下関市の普通のサラリーマン家庭に育ちました。

小さい頃から引っ込み思案な性格で、みんなが校庭に遊びにいっているときに、1人教室に残って本を読んでいるような子どもで、仲間外れを受け、イジメにもあいました。

高校に進むと、それまで以上に、人と接することへの恐怖心が強くなり同級生を呼び捨てにできず、名前を呼ぶときはいつも「山田クン」「斉藤クン」とクンづけしていました。こんななんの取り得もない子ども時代を過ごしました。

その後、大学に進学し現在の会社に就職しました。外資系IT企業に入社したのに、英語も話せず、経済学部卒でITの知識もない。おまけに人間関係も大の苦手、こんな私はスタートの時点で同期に大きく差をつけられてしまいました。

悔しさ、焦り、危機感、コンプレックス、こういった感情とともに、私のビジネスパーソンとしての人生は、はじまったのです。

私が唯一、人に誇れることがあるとすれば、こういった悔しさや危機感をバネにして努力することができたということです。この姿勢がいまの私をかたちづくったと言っても過言ではありません。

「悔しい!」という気持ちが、どのような仕事でも、工夫しながら懸命に取り組み、付加価値をつけるという、心のもち方(マインドセット)につながったのです。

私がこれまでどれだけ仕事の成果を出しても、成長しても、グローバルをベースに仕事をする中で「自分はまだまだ」と考えさせてくれました。こうして、彼らの行動の特徴を丹念に分析し、盗んでいくようになったのです。

それが以下の5つの特徴です。

 

自信がある人たちがやらない5つのこと

 

1. 言い訳をしない

 

自信がある人たちは、自分がコントロールできることとできないことを見極める能力に長けています。自分がコントロールできることは、自ら率先し、できないことは、自分の責任においてうまく周囲の力を借りるのです。

例えば、上司があなたの仕事の失敗を理由に昇進してくれないとします。自信がある人は言い訳をしません。なぜなら、その失敗も「自分自身のコントロールの範囲内のこと」と認識しているからです。

 

2. 決してあきらめない

 

自信のある人たちは、初めてやることに対してそれが明確に間違っていると認識するまではあきらめません。彼らはそうした問題や間違いとなる障害をしっかり分析し、克服できるまで対策を打ちます。

また、こうした状況において、同じことを繰り返し行いません。現状認識の結果、これまでと違うやり方を試しながら、目標を達成していくのです。そして、さらに次の挑戦に活かしていきます。

 

3. 誰かに許可を得るまで待たない

 

自信のある人たちは、周囲の人に何をすべきか、いつやるべきかを確認する必要はありません。彼らは「やっていい?」、「そうしたほうがいい?」といった質問をすることに時間をムダに使いたくないのです。

例えば、進行役がたまたま会議に現れないとき、あるいは課題が山積みのとき、何をすべきかを即座に判断し、やるべきことをすでに行動しているのです。彼らは時間の価値を認識しています。

 

4. 注目を求めない

 

他人に注目されなかったり、評価されないと行動しない人がいます。自信のある人たちは、他人に自分の価値を認めてもらうことに注力するより、自然と自分らしくしていればよいことを知っています。周囲の人は、あなたの普段の言動を見ています。

そして、あなたが「正しいこと」をやっていれば決して自らを演出したり、誇張する必要はないのです。また、自信のある人は、目標を達成して周囲に評価される際に即座にその貢献に協力してくれた人に感謝しています。

 

5. 大事なことを後回しにしない

 

あなたが周囲の人と話していて大事と思うこと、あるいは大事な約束を後回しにしていませんか?変化することは面倒臭いことです。自信がある人たちは、変化を新しい発見のチャンスと思っています。

そして、自らのリードでそこに関わる人の目標達成に一歩でも近づける支援をする機会でもあります。決して行動に移す際にベストなタイミングを待ったり、完璧な状況を待ったりすることはありません

忙しい彼らにとって、「今日(あるいは今)」が行動を起こす唯一のタイミングなのです。もちろん、もし、今がその必要でなければ、それが正しいタイミングに行動することもあります。

以上、私がグローバルで接してきた自信がある人たちの特徴を紹介しました。繰り返しですが、彼らは決して「エゴ」があるわけではありません。

こうした人たちの行動の特徴をうまく自分に取り入れることは成功の見込みを上げることにつながります。結果、あなた自身の自信の向上につながるでしょう。

 

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今日も明日も、あなたにとって、私にとって、よい一日でありますように!

お互い切磋琢磨していきましょう。

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