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本日お送りしたいテーマは経営者と会話をする時に実践していること、です。今日も自分独自の実体験をベースに3分程度で読める内容にまとめました。では、はりきっていきましょう!
以前は会社のトップ層というと、雲の上の存在。とても直接話す機会があるとは思っていませんし、それが実現しても何を話したらいいのか? どう話したらいいのか? わかりませんでした。(もちろん緊張もしました 笑)
それから月日が相当経ち・・・自分自身が事業計画を策定するようになると、トップとの会話はほぼ毎日。相手に言いたいことがうまく伝えられず、最初は様々な失敗や苦労、そして反省をしてきましたが、ここまで毎日のように話していると、だんだん自分がどう接したらいいかの感覚がつかめてくるものです。
エレベーターピッチという言葉を聞いたことがありますか?
「エレベーターの中の限られた時間内に要点を伝える」ことを意味するのですが、だいたい10秒以内に伝えたい要点を伝えるのです。もちろんそれがエレベーターの中である必要はありません。
10秒って、ほぼ一言です。アッという間ですが、確実に無駄な情報が排除されて、相手の脳に残ります。訓練を日頃からやっておくと、様々なハイレベルなコミュニケーションができてきます。
経営者との会話はエレベーターピッチの連続(それはエレベーターの中でなくても)。イメージとしては、報告、連絡(あるいは提案)、相談(あるいは問題提起)の目的を明確にした上で、10秒でポイント(つまり結論を先に)を要約。先方の関心を引き付けることができたら質問がきます。同じくその回答を簡潔に説明、、この繰り返しです。
こんな短い時間で言いたいことが全て伝わらない、と思うはずです。しかし、ポイントがしぼれずにダラダラと話をして相手の関心を失う、聞き流されるほうがリスクが大きいのです。それだけ経営者は普段からたくさんのフィードバックが様々な人からあがっています。つまり他の人(できる人)が話す内容との比較もされるということです。だから意味がないと思われたら聞き流されるわけです。
私自身が、エレベーターピッチを受けるようになって、改めて「当時の上司はこんな風に聞こえていたんだー」ということがわかりました。つまり、上述した通りです。
本当に伝えるべきことにまずは話を絞って、簡潔な説明➡質問や意見➡再び簡潔に説明、を繰り返しながら小出しに会話を展開していくのです。
そんなこと言われても何かよいテクニックはあるのか? と言われそうですが、こればかりは訓練による日々の成功と失敗を(できればノートに)蓄積していく方法がもっとも自分の身になります。確かにテクニックがないわけではないですが、経験が少ない中で小手先に走るよりも、経験量を増やしたほうが得策なのです。
必ず、大きな成長につながります。
ぜひ日頃から訓練してみましょう。私はもっと早くこのことに気づいていればよかった、と思っています。(もちろん社内の経営層だけでなく、提案先企業の経営層への提案力強化にも効果的です)
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今日も明日も、あなたにとって、私にとって、よい一日でありますように!
お互い切磋琢磨していきましょう。