長野に来てあらゆる温泉を巡ってきましたが、週末は下諏訪の「
ここはテルマエロマエのロケ地でした。
この辺りを毒沢鉱泉といい、昔、
真実はわかりませんが、
でも飲んでみたら苦いレモンジュースみたいでゴクゴクいってしまいました。
東西南北、長野の秘境にだいぶ詳しくなりましたよ!
成長日記にミニサクセスストーリーを1行書いたら「その理由を1行」付け足して書くことをお伝えしました。
こんな例でした。
・プレゼンで時間通りに話すことができた
← あらかじめ時間配分を決めておいた
← 1スライド2分のペースが自分にベスト
成長日記を上手にまとめるうえで欠かせないのが 矢印の使い方 です。
それは
・左矢印(←)
・ 右矢印(→)
があります。
さて 今日は、「 聞き手に自分のプレゼンを集中させる3つの方法 」を例にノート術を紹介します。
先々週、あるプレゼン(1h)で
・参加者が誰も寝なかった
・参加者が下を向いていなかった
・参加者からプレゼン後に質問が殺到した
ことができたのですが、これはなぜできたのでしょう?
その ポイントは3つ あります。
その3つを、私が経験し、ノートに書いたことに沿ってあなたと考えていきましょう。
左矢印は「理由」を書く
まず、「 聞き手が自分のプレゼンに集中した 」というミニサクセスストーリーをノートに1行書きました。(実際は英語…どう書いていいか浮かびます?)
そこで、「何でうまくいったのだろう?」を考えます。(これも英語で自問自答)
これが (小さな)成功分析 です。
ノートに書き込んだミニサクセスストーリーを記憶が新鮮なうちに 成功分析してみるのです。
これが、 成長する人としない人の分かれ道 です。
そこで登場するのが左矢印(←) です。
左矢印にはうまくいったと考えられる理由(なぜなら)を書きます。
私がうまくいった理由は「プレゼンの冒頭に Yes/No質問を振った」からでした。
プレゼンの最初のほうで、ある大事な統計を示したのですが、参加者に「あなたもそうですか?(Yes or No)」とYes/No質問を振ったのです。
例えば、以前「中学英語でもすぐに戦える戦略的今すぐ世界で使えるビジネス英会話セミナー」で使ったこちらのスライドを使って冒頭に参加者に質問をしたとします。
※ 実際に私が先々週に行ったプレゼンはこのセミナーではなく社内でのことでした。それは生々しくてここでは例示できず。
例えば、私が冒頭に3枚のスライドを使って話したポイントは以下のとおり
・日本企業の海外売上比率は58.3%。明らかに時代はグローバルトレンドで、年収の伸びが上がるか、下がるかの分かれ目
・一方、ゆとりある老後に必要な自己資金は最低3,000万円。これを確保できるか?(年金等を考慮しない支出は1億2,000万円)
・上記2点を加味し、 人生100歳時代が突入。将来の必要資金が増加し、国内依存では贅沢ができなくなる(将来の備えが不可欠)
→ 質問:あなたはこの傾向を見て、英語を勉強することが将来の備えになると思いますか?
そして次の質問
→質問:では、どうしたらいいかわかりますか?(解決策はひとつだけ→ ここから本題)
フリーに質問をすると場の雰囲気もあり答えにくい人がたくさんいますが、Yes/No質問でしたら 答えやすい の です。
こんな感じで、冒頭の「つかみ」で参加者を巻き込み、参加者の問題意識を醸成 することができたのです。
つまり、「聞き手がプレゼンに集中してもらう」ために「プレゼンの冒頭にYes/No質問を振る」効果が実体験で証明されたわけです。
「なぜ?」がわかると、それは 行動の動機付け になります。自分の成功体験付きでその理由がわかったわけなので、次もやってみよう!という動機 が芽生えますよね。
左矢印で理由を「3つ」考える
左矢印を3つ 考えます。
他にも理由を考え、ノートに左矢印(←)を書き足していきます。次に私が付け足したのが「大事な内容の直前に3秒沈黙する」でした。
プレゼンの中で聞き手に知って欲しい大事なスライドが登場する直前に、思い切って3秒沈黙してみるのです。
すると、「あれ?どうしたのかな?」と聞き手の注目が集まります。
例えば、先日のセミナーではこちらのスライドです。
ここで、
・従来どおりのやり方で 英語を勉強する人と、
・ビジネス英語の「フレームワーク」
を身につけている人の違いを説明したのですが、
→フレームワークの大切さを知ってほしいのでじっくり3秒沈黙してから話すを意識したのです。
こんな感じで「聞き手が自分のプレゼンに集中した」理由を3つに整理 するとよいのですが、3つ目がわからなかったとしましょう。
ノートにそのままにしておいていいです。
そこでもう一つの矢印(→ 右矢印) の登場です。
右矢印で「アクション」を書く
右矢印は 「 次に◯◯をしてみよう 」という意味です。
つまり「 あなたの次のアクション 」を書くのです。
例えば、「ネットで調べてそのコツを確認してみる」です。
ここから得たコツを次のプレゼンで実験 してみて、うまくいったら先ほどの要領で1行で書き込む わけです。
「実験」といっても、 少なくとも
– 冒頭にYes/No質問
– メインの直前に3秒沈黙
はあなたの成功体験済みのことです。
ネットをチェックしてやろうと思ったコツが うまくいかなくても、他の2つを駆使してある程度の成果がすでに見込める状態 なわけです。この3つ目の行動がうまくいったら・・・これにより、聞き手に自分のプレゼンを集中させるノウハウが3つ身につくことになります。
さて、3つ目 に私が付け足したのが「締めにまとめを入れる」でした。
プレゼンの最後に、今日話したかったポイントをサマリーして聞き手に伝えるのです。
聞き手の頭の中が整理されるのでプレゼン後の議論や質問が活発になります。
例えば、先日のセミナーだとこのスライド。
これでワンセット。
私のノートに書いた1行日記は以下のようになります。
聞き手が自分のプレゼンに集中した
← プレゼンの冒頭にYes/No質問を振る
← 大事な内容の直前に3秒沈黙する
→ ネットで調べてそのコツをチェックしてみる
(※ 書き足せるよう下にスペースを入れておく)
← 締めにまとめを入れる
繰り返しですが、あなたが 行動して 実績済みのことです。
ノートに「なぜならを3つ」まとめる
では、なぜ3つがよいかというと、
– 頭の中に整理しやすい(記憶力)
– ポイントが絞れて行動しやすい(行動力)
– 選択肢を複数持てる(変化対応力)
※ 状況に応じて使い分けられるからです。
次にプレゼンをするときにこの3つを駆使して成功体験を再現 できます。
対策が「Yes/No質問する」の一本だけだと、うまく行かなかった時に他の策が打てませんからね。
ということで、3つのなぜなら?がノートに書けるように頑張りましょう。
では、「なぜなら」を3つ書こうとして2つは先ほどのように実体験からわかって、もう一つは「こうかな?」と思いついたこと(ただの思い付き)があったとします。
例えば、
・プレゼン中に笑いをとる(これで聞き手は集中してくれるのでは?)
これは、あなたの成功体験ではありません。つまり書籍やネット等では(汎用的に)おススメされる方法ですが、あなたの性格やスキルと相性が 合うかわからない。
だから右矢印(→)を書いて「次回のプレゼンで笑いをとってみる」と書くわけです。つまり、次の行動で「挑戦」 してみるのです。
※ 「実験」ともいえます。これがうまくいったらあなたの成功体験としてノートに1行記入です。
そして以前書いた 右矢印(→)を左矢印(←)に書き換えて、仕上げ です。
実際のノートはこんな感じです。
聞き手が自分のプレゼンに集中した
← プレゼンの冒頭にYes/No質問を振る
← 大事な内容の直前に3秒沈黙する
→ ネットで調べてそのコツをチェックしてみる
→ 次回のプレゼンの途中で笑いをとってみる
← プレゼンの折り返し地点で笑いをとる
となるわけです。
もしあなたにとって「プレゼンの途中で笑いをとる」ことが重要なことだったら、さらに踏み込んでその成功体験を 分析していきます。新たなミニサクセスストーリー の作成です。
プレゼンの途中で笑いをとった
← (体験できた理由を記載)
という要領です。
こうやって、成功体験をどんどんとノートに蓄積していくのです。(そのうち、後日説明しますがあなたの「虎の巻(成功マニュアル)」になります)
すべてあなたの成功体験です。
だから、同じような状況の時にそのノートをさらっと読み返せば、その時のシーンを思い出しながら 、その 成功体験を「再現」 することができるのです。
あなたのノートに書かれたミニサクセスストーリー。
これに3つの左矢印(←)と右矢印(→)を書き足していきましょう。
小さな成功体験の積み上げ はあなたの 確実な成長 、そして 自信 につながります。
私のノート術については、以下のリンク先にこれからも更新していきます。
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