ショボい自己紹介をしない3つのポイント

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本日お送りしたいテーマはショボい自己紹介をしない3つのポイント、です。
今日も自分独自の実体験をベースに3分程度で読める内容にまとめました。
では、はりきっていきましょう!

仕事がら、さまざまな会社や個人から提案(セリング)をいただくことが多いです。日程が確定して、先方が訪問され、まず最初に行うこと。それは自己紹介。でも、たくさんの人とお会いすると自己紹介がこなれている人(会社)と、残念な人(会社)が大きく分かれます。自己紹介がこなれている人は、自然とその後の商談がスムーズになります。残念な人とお会いすると、第一印象が悪いか・あるいは印象に残らないので、なんとなく提案を受ける立場としては構えてしまいます。

先日なんて、ある会社の社長が提案にこられたのですが、いきなり自社の紹介。しかも10分近く。「ちょっと待ってよ」と、左から右にサーっと話しが流れていきました。社長がそうだから、相当ガツガツした会社なんだろうなと。そして完全プロダクトアウト(押し付け)。このようなケースは必ず一発目から話しがまとまらないです。

自己紹介を効果的に、そして簡潔に伝えることが重要です。自分に興味を持ってもらわないと会話の突破口はうまく開けません。

あなたは、なんとなく自己紹介してませんか? その場の即興に任せていませんか?

自己紹介の際は、以下の3つの点を意識して組み込むとよいでしょう。

1. なぜ今日お会いしているのか?

つまり、訪問の目的です。この説明がなく、いきなり自己紹介をする人が多いです。こちらからすると、いきなり自己紹介をされても「この人は何をしたいんだろう?」がわからないのです。「今日はxxさんのお役に立てる情報をお伝えしたくて(情報共有)」「今日はxxさんの考えを理解しに(ヒアリング)」「今日はxxさんのxxを解決するために(提案)」など、自己紹介の中にさらっとでも訪問の目的をお伝えするのです。

 

2. 相手の興味は何か?

そして、(相手が興味のある分野に絞って)自分がどんなことができるか? ここで自分・自社の特徴や強みを「サラッと」紹介するのです。つまり、事前のリサーチをしていないとスムーズにいきません。やり方はいろいろ。まずはGoogleでその人の名前を検索、あるいはSNS。それがなければせめてその人(あるいは会社)に関するホットトピックくらいはチェックしておきましょう。相手の関心について当たりをつけておくのです。そこにめがけて、自分が/自社が何者で、どんな特徴があるのかを伝えるのです。

 

3. 相手にどんな価値を提供できるか?

そして相手にどんな価値を提供しているのか?「私は/弊社はXXやってます」では相手にベネフィットが伝わらないのです。その際、主語を「私は/私が」から「あなたに/あなたが」に変えて話すようにしてみましょう。その些細な視点の切り替えだけで相手への価値の訴求力が高まります。

この3点を自己紹介の際に極力手際よく話すのです。従って、自己紹介の内容は相手によって変わります。(その対象を優先付けする必要はありますが)

ただ名刺に書いてあることを読み上げても、会社の紹介資料を読み上げても、相手の心には伝わりません。

特に多忙な人に対して。相手に話しをしてもらう土俵に持っていくことができるかできないか、わずか数秒間で決まってしまいます

それだけ第一印象というのは重要。自分にとって大切な人にあうほど、自己紹介の準備をしっかりやる価値はあります。

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