どんな相手でもその長所を見抜く3つの方法

| | ,

今日も当サイトにアクセスいただき、ありがとうございます!

今日発売のMONOQLO the MONEYにインタビューいただきました。全国のコンビニや書店で発売してます。
テーマは「課長の壁・部長の壁 (78頁)」です。課長で止まる人、部長で止まる人、それはなぜ? どうしたら突破できる? を2時間近くインタビューいただき、紙面4ページで掲載されました。なかなかよくまとまってます。

MONOQLO the MONEY (4/19発売)

さて、このインタビュー記事に関連して、本日お送りしたいテーマはどんな相手でもその長所を見抜く力、です。今日も自分独自の実体験をベースに3分程度で読める内容にまとめました。 では、はりきっていきましょう!

普段接しているどんな人に対しても、その人の長所をパッと見極めることはとても大切です。「そんなの当たり前」のことでしょうが、自分の関心がある人にはそれができて、関心がない人にはそれができない人は結構多いです。「別に関心がない人に対してはいいじゃん」と思うかもしれませんが、それがなぜ重要か? そしてどうやって相手の長所をパッと見抜くか?

 

どんな人に対しても長所を見抜く必要がある

なぜなら、相手の長所がわかれば自分の足りない要素が補える、それが自分に足りない要素なら自分が何を強化すべきかがわかるのです(相手を通じた自分との対比)。どんな人でも、自分よりも長い時間を深く使って知識やスキルを特化させた領域が必ずあります(たとえそれがどれだけニッチな領域であれど)。それらを(お互いに)つまみ食いするくらいの気持ちで相手から学ぶ素直な気持ちを持てば、相手を信用でき、インプットが増え、双方で自立的成長を促進することができるのです。

それがどんな人に対してでも実行できれば、それだけ多くの人と関わる懐が大きくなり、成長を促進することができます。どんなメンバーとも仕事をしなければならないリーダーになる人にはなおさらで、どんなメンバーに対しても相手の長所を見極め、伸ばす力がつきます。チームのモチベーションアップに重要です。

 

どうやって相手の長所を見つけるか?

以下の3つの瞬間を逃さないことです。

1.相手が率先して行動するものは何か?
相手が率先して行動するには理由があります。それは誰かに指示されなくて、自発的に動く何か。それがやりたいこと、得意なこと、いろいろです。その中に、その人が得意とする分野が見え隠れします。「なぜこの人は、〇〇に率先して動くんだろう?」を考えてみることで、その人の長所の輪郭が見えてきます。

2.相手が頻繁に口にする情報は何か?
相手が頻繁に口に出す情報は、その人が関心があり、ときに集中して情報収集しているものです。これらの情報は自分が情報収集するよりもはるかに効率よく取得することができます。同時にその人の得意や関心がわかってきます。それに対して質問をしていくことで、その人の長所の輪郭が見えてきます。

3.多少の困難に対して、相手がどのように克服したか?
相手と話しをしている時に苦労話もあるでしょう。そんな時に「ふーん」「すごいね」「がんばったね」で話を終わらせるのではなく、「どうやって?」を聞いてあげるとよいでしょう。その工夫の中に、その人の得意なことがあるわけです。

 

相手の長所は「具体的」メモにする

こうして気づいた相手の長所を極力ノートに残しておきましょう。ノートに日付を付けて、その人が、どんな長所を発揮したか、を書き残しておくのです。この蓄積でその人の長所の輪郭がはっきりしてきます。リーダーの人は、時々メンバーとの会話の中で「昨年の2月くらい、〇〇について相当工夫していたよね。あれが今こうして○〇の実になってきたね」とか、「3カ月前に、〇〇を率先して行動してくれたでしょ。あの行動がきっかけで〇〇につながってるよね」といった、相手の長所を具体的に説明できるようになります。

相手の長所をメモ (クリックすると拡大)

相手の長所を具体的に説明できるリーダーって少ないんです。言われるほうはもちろん具体的に言われたほうがうれしい。こうしたちょっとした工夫でモチベーションがアップします。しかも、その内容が数か月前の内容だったら「え、なんでそのことを覚えてくれているの?」と感動されることも結構あります。感動を自然に演出してあげるのもリーダーのテクニックです。(この点、MONOQLO the MONEYのインタビューでも言及しています)

 

どんな相手でもその長所を見抜ける人になろう

短所を追求して、改善効果が期待できても上記のような効果は期待できません。(誤解なきよう・・・短所を見つけて、改善してあげることももちろん重要です)

人間は、相手との長い関係において自然と相手の短所やいやなことに目がいきがち。本人は自然体のつもりが日に日に相手にいやなことを言う、相手を傷つけることにつながります。だからこそ、相手の長所を理解しようと「意識的」に努めることが重要です。

この点、先日まとめたこちらのコラムも参考にしてください。(➡ 他人の長所に気づけば「成長機会が倍増」する)

 

金田博之 Official Website “Think Globally, Act Locally” を最後までお読みいただきありがとうございます。1日3分でわかる”40代で年収が下がらない7つの極意~世界一流のワークライフデザイン~ “を発信しています。ぜひ定期購読される方はFeedlyで読者登録ください!(➡️ こちらから!)

このコラムは、私の人生戦略ノートの「組織変革リーダーとなり「変化を創造」する」に書き込んでいる内容です。他にも関連コラムを蓄積していきますので、ぜひあわせてご覧ください。少しでも、お役に立てれば幸いです。こちらです03. 組織変革リーダーとなり「変化を創造」する

今日も明日も、あなたにとって、私にとって、よい一日でありますように! お互い切磋琢磨していきましょう。

私の「人生戦略」とブログの全体構成

【その他情報発信のご案内】

メルマガ登録 Facebook Twitter

Feedlyで購読 書籍 メディア

Previous

デリゲーションのジレンマ: 自分がやるvs.相手に任せる

課長の壁・部長の壁・英語の壁

Next